
北澤美術館から諏訪湖と山を望む
晩秋の一日、諏訪湖畔の美術館を訪れました。
原田泰治美術館と北澤美術館です。北澤では東山魁夷展(風景へのめざめ-信州こころのふる里-)とアールヌーボー展が開催中。
ガレの「ひとよだけ」が玄関に展示されていて、その迫力に圧倒されました。それから
それにしても原田泰治の絵には驚きました。これまで朝日新聞の日曜版でしか見たことがなかったので、彼の魅力がイマイチよくわからなかったのですが、原画を見てドッキリ・・・ 色彩の美しさに心打たれました。
友人に送ろうと絵葉書を買い求めましたが、やっぱり色が違います。
ソニーエプソン何とかという優れもののプリンターによる絵も展示されていました。より原画に近くという技術も進歩しているのですね。
でもやっぱり原画は素晴らしい♪♪
それにしても・・・絵を見て親子のあり方を考えさせられるなんて!!
泰治はお父さんの後姿を見て育ったんだなあ~と。私はどんな姿を子どもに見せているのだろう・・・
そうそう泰治の言葉です。
「山の高台に住んだおかげで『鳥の目』を、足が悪く親が農作業中、筵の上で寝転がって周りを眺め 『虫の目』を持つようになった」とのこと。
彼の明るさが周りの人を惹きつけます。